突然ですが、財布ってなくしたことありますか?

僕はあります。ってか、ありまくりです。

最近でこそ無くさなくなったものの、若い頃の最高記録では、1日に3回無くすという偉業を成し遂げたことがあるほどです(いや、ホントに)。

ひとたび財布を無くしたときのショックと面倒くささを体感すれば、フツーはしばらく無くさないですよね?それを1日に3回無くすってんですから、チキンヘッドと言ったら逆にチキンの方から怒られるレベルかも。「一緒にすんな」って(笑

さておき、そんな財布を無くしやすい人にとって興味深い調査結果が。

赤ちゃんの写真が入った財布は落としても戻りやすい? 英大学が検証。(narinari.com)

これ、イギリスのハートフォードシャー大学の研究者たちが、さまざまなアイテム(現金やクレジットカード以外)を忍ばせた財布を路上に放置する実験を行った結果、赤ちゃんの写真を入れた財布が最も戻ってきやすい傾向があるとの調査結果が出たんだそうな。

ちと長いですが、引用します。

この研究は、同大のリチャード・ワイズマン教授(心理学)らによって行われたもの。同教授らは昨年、落とした財布の返却率を確かめるために、英エジンバラで路上に240個もの財布を放置した。財布の中身はくじや割引券、会員カードのほか、財布の透明ケースには「笑っている赤ちゃん、かわいい子犬、初老の夫婦、幸せな家族の写真のいずれかを挿入」「写真を入れずに慈善事業への寄付を証明するカードを挿入」「何も入れない」など、40個ずつ6パターンで検証。現金は入れずに実験は行われた

財布の放置場所は拾いやすく捨てにくい点を考慮し、ポストやごみ箱の近く、おう吐物や動物のフンのそばを避けながら、人目につきやすい路上が選ばれた。また、同時に複数個で試すため、同じ人がいくつも見つけないよう、400メートル間隔で置いたという。

その結果、落とされた240個の財布のうち、戻ってきたのは42%。しかし、パターン別で返却率の差がはっきり表れた。

返却率が最も高かったのは、赤ちゃんの写真を入れた財布の88%。次いで子犬の写真が53%、家族の写真が48%、初老の夫婦の写真が28%となっている。また、寄付証明カードを入れた財布は20%で、何も入れなかった財布は15%と、中身によって返却率はバラバラとなった。

この結果を受け、ワイズマン教授は「人は可愛らしい赤ちゃんの写真を見て、今後の成長を考えるなど同情的な気持ちになる」(英紙タイムズより)と分析。タイムズ紙では、大人と赤ちゃんの写真を見せた際の脳の働きを調査した英オックスフォード大の研究を紹介している。同研究では、大人の写真と比べ赤ちゃんの写真を見せると、感情に関連する脳の箇所が敏感に反応したことが判明した

ワイズマン教授は、同紙に対して「もし、落とした財布を取り戻すチャンスを増やしたければ、あなたが見つけた中で最も可愛い赤ちゃんの写真を入れて、その結果を確かめてみてほしい」と研究結果に自信を示している。しかし、この記事のコメント欄には、現金やクレジットカードなどが入っていた場合に同じ結果が出るのかという指摘や、ブロンド美女の写真のほうが効果的だと主張する声もあるようだ。

なるほどねえ。

まあ現金やクレジットカード入れたら拾得率は下がるでしょうが、それは全体的に下がるんでしょうから、もしかしたらこの有意差は認められるのかも。

僕たちのチームでも、7月1日に「テーマパークと絆」の関係を脳科学調査と心理テストで検証するユニバーサル・スタジオ・ジャパンの実験結果を「きずなラボ」で発表したばかり。上記と同じように、感情に関連する右脳前頭葉の反応が顕著に現れていました(と、さりげなく本件に触れてみるw)

Kizunalab_brainmap

※左:パーク体験前、右:パーク体験後
※調査概要はこちら


人間は感情を持った社会的動物
ですからね。なるほど、財布を拾ってもらって、ちゃんと交番に届けてもらうための方法として、そんなところにヒントがあったとは(自分の財布で実験する覚悟はありませんけど)。

ちなみに、調査を行った英大学のリチャード・ワイズマンという心理学の教授、どっかで聞いたことあるなあ・・・と思ってamazonで検索してみたら、やっぱり何冊か本がありました(読んだことはありませんが)。

Amazon_3

一番下にある「噛む女」という謎のDVDが同じ検索結果に入っている意味がわかりませんが(笑

ということで、みなさんも今日から早速、財布の中に何か感情に訴えるものを入れておきましょう、ね。

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